あとがき

こんにちは、トトです。

10月に更新すると言っていたのに、11月になってしまい本当に失礼いたしました……Wi-Fiが壊れたり色々ありまして……いえ、スケジュール管理が甘かったのも確かだと思います。11月ぎりぎり間に合いましたが、投稿した日付は11月27日ということで間もなく終わりますしね……!

そんな「刀剣嫌いな少年の話」の最終回をお読み頂き、ありがとうございます!
2018年2月から投稿を始めて、実に4年9か月という長い時間をかけて、とうとう物語は完結を迎えることができました。

最初は、「小さい子供が頑張って審神者をやっているお話を書きたいな」くらいの気持ちで構想を練り始めたと記憶していますが、一体どういう経緯でこんなにも過酷な状況で審神者をやる子供になってしまったのか。振り返ってみると訳が分からな過ぎて恐ろしい限りです。
多分、もうちょっと可愛いお話とか書こうとしていたんじゃなかろうか……? と自分に問いかけています。真相は私自身にも分かりません。闇の中です。怖い。

でも書いているうちに、少年にも、少年の本丸にいる刀剣男士たちにも愛着が湧き、私にとって大切な作品となりました。
実はこの本丸にいる子たち、みんな脳筋なところがあることにはお気づきでしょうか。短刀ちゃんたちとか、少年がかけたアクセスブロック強引に破っちゃおうぜ推奨派でした。他にも、勝手に少年と刀剣男士たちが動き出して、書いていたプロットと全く違うことをしでかしてくれたりも沢山しています。「何してくれちゃってんの……????」と思ってました。驚きだぜ。

書きたいことはとことん書けたと感じている一方で、書けなかったこともあるなぁ、と思いながら最終話を最後に眺めていました。
たとえば……だいぶ前にもう決まってたんですが、少年の名前はとうとう出さなかったな、とか。他にも刀剣男士の登場に偏りが生じてしまったな、とか。
全員に見せ場を作りたくて最終話がこんなありえん字数になってしまったわけなんですが、どうかなぁ。上手にできたかなぁ。

今後ですが、ぽつぽつと「刀剣嫌いな少年の話」の番外編とか、少年の親代わりであった男審神者の話とか、色々投稿していけたらいいなと思ってます。色々残ってる構想もあるんよなぁ。
それから、思い入れがある作品になりましたので、どこかで本作は同人誌にしたいな~~などと思ってます。実は表紙はもうあるんです……!同人誌にする前に全部を大幅に推敲しようと思っています。今投稿してあるのは勢いだけの産物の側面もかなり強いので……!(尚更読みにくい)

さて。
最後になりましたが、ずっと頑張ってくれた少年、たくさん動き回ってくれた刀剣男士たちに心からありがとうを伝えたいです。
そして何より、本当に拙い文章でありながら、この作品についてきてくださり、彼らの結末を見届けてくれた読者の皆様に、最大級の感謝を。

本当にありがとうございました!

2022/11/27
トト